八ヶ岳で越冬したホップ
八ヶ岳の寒い冬を無事に越冬したホップが芽を出し始めました!
去年に引き続きうちゅうブルーイングではホップの無農薬栽培をしますが、コンパニオンプランツや施肥設計、自然農薬を駆使していきたいと計画中です。
さらに、去年までは20品種を試験栽培、親株保存のために植え付けましたが、今年は植え付け本数を増やし、品種はカスケードを大幅に増やす予定です。
カスケードとはホップの品種のひとつで、アメリカのクラフトビールブームの火付け役になった柑橘系の香りがするホップです。
先日のホップグロワーズミーティングで村上博士からもお話がありましたが、同じカスケード品種でもアメリカ産とオーストラリア産で全然香りが違います。
野菜やお米でも産地によって味が違うように、育てられる気候風土で同じ品種でも「こんなに違うのか〜!」というのが植物の面白いところ。
ちなみにカスケードホップはアメリカ産は柑橘系の香りが強く、オーストラリア産はフルーティーな香りを強く感じます。
なので、販売されるときも当然USカスケードとAUカスケードと別々で販売されています。
つまり産地による品質の明らかな違いが認められているということですね。
無事に醸造免許がいただけたら、畑のホップを使って醸造しすぐに結果を知ることができるので、JAPAN産カスケードの無農薬栽培を確立し、特徴を明らかにしてビールの開発も進めていきたいし、いつかはホップの新品種の開発にも取り組みたいと夢が膨らみますーーーー!
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